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GEAR mini REVIEW
  ヘキサとレクタ
   
  タープについてキャンプ仲間と「レクタ派」か「ヘキサ派」とよく話題に上る。
僕は明確にヘキサ派である。
所有している3つのヘキサ型タープはすべてスノーピークの製品だ。

レクタ型タープの有効投影面積(基本サイズL、Mはヘキサと同じとして)は、ヘキサ型を遥かに凌ぐ大きなものを持っている。また、真四角な1枚布であるため設営のバリエーションもとても多く開放感も高い。同サイズであれば連結して巨大な共有スペースも作ることができる。
有効投影面積が大きいと言うことは、言葉の通り大きい日陰ができ、雨宿りのスペースも大きいと言うこと。
バリエーションが多いと言うことはポールを低くして片面を地面にペグダウンしたり、タープの下にテントを入れたり、シェルターに被せて大きな庇にしたりと多様な使い方ができると言うこと。
あれ?レクタって素敵なタープだこと。
そう、キャンプシーンで求められる「屋根」の機能をレクタ型タープは備えているのだ。

機能面を捉えるとレクタ型になるが、僕の選択基準は違う。
キレイに設営されたヘキサが持つ変形6角形の造形美、2つの頂点をつなぐ稜線の曲線美など非日常ではないキャンプシーンで見る光景としてその美しさを強く感じる。
ドームテントの曲線に直線のレクタは違う。
天候が許せば椅子やテーブルなどを使わずに、地べたに直接のキャンプシーンが好きだ。ヘキサならそんな時にも絵になる。
僕がヘキサ派である最大の理由は「機能より芸術性」か。

左から、 ヘビータープ リーフウィング TP-200、HDタープ "シールド" ヘキサL TP-662GY 2003モデル、HDタープ "シールド" ヘキサS TP-460GY 2003モデル

でもね、レクタも欲しい(笑)
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