インナーテントを購入する前のテントは同じスノーピークの「アメニティドーム」です。このテントに不満があったわけではありません。コストパフォーマンスと使い勝手は人に勧められるテントだと思っています。 では何故変更したのか? ・リビングシェルを購入したから ・くつろぐスペースのシェル内にテントがあることで、3歳の娘がテント内にいても安心できる。 ・フルフライがある。 ・設営が容易である。 これまでも通年でキャンプを楽しんでいましたが、この組み合わせで今まで以上にフィールドで楽しむことができると思います。 【設営】 リビングシェルさえ設営できれば他にドーム型テントを設営するより、遙かに短時間で設営できます。 フルフライだけはフックをリビングシェルのAフレーム上部に引っかけるので、小柄な方ではちょっとしんどいでしょう。ちなみに妻のちいにゃは160cmちょっとです。彼女でギリギリかも。 インナーテントとフルフライはどちらもリビングシェルに結合されているので、強風時にはリビングシェル自体の張綱によるペグダウンをしっかりとしておきましょう。強いテンションがかかっているのでシェルの移動や倒壊時に起こりえる被害を最小限に食い止めるために。 【使い勝手】 我が家は4人家族ですが、シュラフ4つ、着替えのバッグ、小物類を余裕で置くことができます。 ただ足下になる部分の傾斜がきついので着替え等の動きはシェル側の出入り口部分で行うことになります。 足下部分にも出入り口はありますが、設営、撤収時の荷物の出し入れ程度の利用になりそうです。 【結露】 ドーム型テント単体使用と比べたら結露は起きやすいでしょう。 シェル内の暖かさが内部にあるのですから、外気温の低い季節はある程度は覚悟は必要です。 テント内でのホットカーペット利用など、その状況によっても大きな違いが出ます。 -例1- ・天候晴れ(前日までの雪でフルフライトインナーテントの間に多くの雪あり)、最低気温マイナス11度、電気敷き毛布使用 この時は雪がついたサイド部分に結露あり。シェルのルーフ部分も滴が落ちるくらいの結露あり。 -例2- ・天候晴れ、外気温はたぶん氷点下、暖房具使用なし(シェル内でコンパクトガスストーブ、調理あり) この時は目立った結露はなし。 結露対策のポイントは言うまでもなく内外気温差をなくすことです。 全く同じにしたら寒くて寝られませんね。なので暖房器具の使用は最小限に、シェル、テントのベンチレーターは適度に設定する。 【ココを改良して】 インナーテントの出入り口は向かって右側のみがファスナーで開きます。これでは左側の人は3人の頭を乗り越えなくては出入りできません。就寝時の移動は気を遣ってしまいます。両側ファスナーに是非とも改良して欲しいです。 >REVIEW TOP