ちょっと用事があって東京地方裁判所へ行きました。
もちろんワルサはしていません。
生まれて初めての裁判所です。
用事が終わって時間が少しあったので、裁判を傍聴してみたくなり、一階のロビーで開廷している裁判をチェックして805号法廷へ。
チェックリストには住居不法侵入、傷害とありました。

恐る恐る法廷の重々しいドアを開けると、ドラマでしか見たことがなかった法廷があります。
傍聴席には先客が一人のみです。
いやあ、緊張しますね。
裁判官が3人もいるぞ。
東京地方裁判所がある庁舎には高等裁判所も入っています。
どうやらこの法廷は高等裁判所のようです。

弁護人が最終弁論を述べており、被告人と裁判長とのやりとりもあり裁判の緊張感がありますね。
ドラマだとここで弁護人が秘密兵器を繰り出して逆転無罪に持って行く頃でしょうか。
一通り被告人の話を聞いた後、裁判長が5分の休廷を宣言です。
休廷後に判決を申し渡します、と。
あれ?って。
即日判決なんですね。裁判の迅速化は言われているけれど、ここまで迅速にしちゃって良いのでしょうかね。
被告人は覚醒剤取締法違反で服役して、出所翌日にこの裁判の事件を起こしたようです。
事件そのもの審理ではなく、地方裁判所での量刑を不服とした控訴審だからなのでしょうか。

裁判長が戻り判決を申し渡しました。
「主文 控訴棄却」
と。
その後判決理由を3分くらい言い渡していました。
単純に疑問に思ったのは5分の休廷中にここまで用意出来るのかなって。
前もって用意されていたのは明らかですよね。
帰りに弁護人とエレベーターで一緒になったので、この疑問を恐る恐る聞いてみました。
「この程度の控訴審では当たり前です」
って。
実情ってこんなモンなんですかね。

裁判傍聴は社会の縮図や人間模様を見聞きする良い機会だと思います。
霞ヶ関近辺にいて時間があったらまた行ってみたいですね。