17. 9月 2007 · 7 comments · Categories: Reading

カニノヨコバイで有名な剣岳に行ってきました。


剣岳 点の記ってことはあり得なく(^^;;;

明治40年、陸軍参謀本部陸地測量部の柴崎芳太郎さん率いる測量隊によって登頂された、とても険しく峻厳な山ですね。
山歩きと言うより登山です。
DVDでここの登山ルートを見ましたが、かなりの経験が必要なようです。

そんな山に現在と比べようもない装備で、測量機器を運び込み、測量をし、そして地図が出来るんですよね。
先人達が切り開いた登山道と地図によって、へなちょこの僕でも歩ける山々もあるってもんです。
やはり感謝しなきゃね。

室堂、雷鳥沢、雄山、大日岳、剣御前・・
行ったことがあり、見たことがあるエリアが出てくると、ぐんぐん引き込まれていきます。
剣岳に行かれる前には是非読んでみてください。

新田次郎原作『剣岳 点の記』映画化決定!

宇治長次郎役の香川照之さんは僕のイメージにぴったりの配役です。
2009年の公開が待ち遠しいですね。

7件のコメント

  1. あ~、これは本棚に入れっぱなしです。
    もう10年前から・・・だって字が小さくて^^
    老眼が進む前に読まなければなりませんね。

    次週、日帰り北八つ計画浮上中、、、

  2. 自分の登ったことがある山の山岳モノは
    そこの情景が目に浮かんで引き込まれますよね~
    私もこの本大好きです♪

    私はようやく休みがとれたので、今からアルプスに行ってきます。
    行程を短くしたので、SLOWにSLOWに縦走してきます♪

  3. >エドヤマさん
    本棚の飾りにしていてはダメですよ~
    読み終えたら剣にエスカレーターを作ろう運動を始めて下さいね♪

    次週、日・月1泊でオーレンの予定^^

    >ERさん
    天気が良いといいですね^^
    南北、どちらのアルプスにされたのでしょう。
    ザックに文庫本は忍ばせましたか?♪

  4. 早速お取り寄せします!

    今ある登山道は先人の努力の賜物ですね。
    明治40年なんてまずはどこから入山したのかも気になるし。
    どんな装備で道なき道を進んだのか?

    今までも色々な登山道で道直しをしている小屋関係者の姿に出会いますが全て人力にただただ頭が下がる重いです。

    先人の努力とそれを受け継ぐ方々のお陰で私たちは登れるんですね。

  5. いずれは行かれるであろう剱岳、MMには是非お読み頂きたいですね^^
    登山道を造るとかが目的ではなく、測量して地図を作るために苦難を乗り越え登るんです。
    時折記述される朝夕の風景描写は、自分もその場に行った気にさせてくれますね。
    ○○尾根、○○沢とか人名が付いているエリアを見ると、先人のおかげと改めて思います。

  6. ホント、楽しみな映画ですね♪
    私も山に関する歴史や人の名前が付けられた登山道の話などには
    とても興味があるので、この手の本も大好きです^^
    最近読みたいなーと思っているのは尾瀬に関する本です。
    尾瀬がダムの底に沈む計画があったのが、中止になるまでの話が書かれた本など。
    うちの伯父の故郷はダムの底に沈んでしまったので、この話は特に興味があります。。

  7. 数年後、どこかの山に「でっぱ尾根」が出来ますように(笑)

    尾瀬ってダムになる予定だったのですか。恥ずかしながら知りませんでした(^^;;;
    だから今でも東京電力が関わっているのですね。
    僕も読んでみます。
    来月は尾瀬の草紅葉トレックが控えています^^

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