梅雨の晴れ間の、展望尾根歩きになるはずでした。
土曜日の塩山地方は快晴の予報。
これを信じて大菩薩へのトレッキングに行って来ました。
ホントはオーレンから天狗岳へのプランも考えていましたが、まだ積雪があるとのことで敢えなく断念です。
空に尾根を歩いたり、頂を踏んだりの達成感などを味わって欲しくて、比較的楽に尾根へ行ける大菩薩のコースを選びました。
もちろん僕とちいにゃには涸沢へ向けてのトレーニングの意味もありますよ。
今回のパッキング、水もたっぷり、食料もどっさり。
軽量化などは考えずに詰めました。
登りはたぶん9kgくらい。帰路の尾根下りはデジイチも詰め込んだので11kgくらいと、日帰りトレッキングにしたらかなりの重量でしょう。
ちいにゃはヒップザックに行動用品、空はお飾り程度のポシェットにおやつ。
チチが全て背負います^^
天気もガスが出たり切れたりの繰り返し。
尾根を歩けば風もそこそこ。ダウンの脱着も多く。
これからの季節はダウンよりウィンドウジャケットの方が活躍しそうですね。
キラリと物欲開花(笑)
せっかくの尾根歩きも展望は上日川ダムが見えるのみ。
富士山も南アルプスもガスの彼方に隠れていました。
梅雨時の今は湿度もあり気温も上がると雲は湧き起こりやすいのでしょうね。
◇コース選択
大菩薩のトレッキングコースは周遊出来ます。
参考地図はこちら
この地図にある「福ちゃん荘」からが周回になります。
時計回りで唐松尾根からか、反時計回りで大菩薩峠に行くかです。
唐松尾根からは急登が多いと聞いていたので、トレーニングにピッタリと思ってこちらにしようと思っていました。
だけど、空のテンションがイマイチ盛り上がらなかったので、大菩薩峠廻りにしました。
帰路はこの唐松尾根を下ったのですが、急な上ザレ場が多く11kgのザックを背負って降りるのはかなりパワーを要しました。
涸沢を見据えればとても良いトレーニングと言えます。
このコースで登り始めたら、今の空は途中で泣きが入ったことでしょう。
ちいにゃも危なかったかもと漏らすコースでした。
急なコースを下る、登るかの選択は難しいですが、小学低学年の子連れであれば大菩薩峠廻りの方が良いと思います。
大菩薩の頂は大菩薩嶺です。
唐松尾根を登り切った雷岩から北へ10分程度の登りで着きます。
頂は小さい広場に山頂標識と三角点が埋め込まれています。
展望は一切無く頂への達成感は乏しいかなあ。
トップの写真は大菩薩峠の介山荘で買った山のバッジです。
これから空が頂を踏んだバッジを買っていこうと思います。
◇参考コースタイム
西沢渓谷のトレッキングに続き空と一緒のコースタイムです。
早朝、空に気持ちよく起きて貰うのがキーポイントです。
それで出発時間が決まりますからね(笑)
今回は尾根歩きに岩場を登る箇所も幾つかありました。
空はクライミングのおかげで「掴んで登る」ことを体で覚えたようです。
僕よりずっと安心感があります。
そうそう。山歩きに軍手は必需品です。
もう少し大きくなったらちゃんとした手袋を買ってあげよう。
涸沢へ向けた課題も見えてきました。
ファイト♪
晩秋にでも再訪して尾根の展望を愛でたいです。
大菩薩峠の介山荘に泊まって朝焼けを見たいなあ。
やっぱりイイですね。子供とトレッキング。
絶景は望めなかったようですが、空ちゃんや家族みんなの
思い出はプライスレス!うずうずしてきましたよ。
私自身は半年以上のウオーキングのかいもあって、かなり
歩く体力が付いてきましたし、根性もすこしだけついて
きましたので、ぜひとも子供と一緒に行ってみたいと
思いました。
是非歩いて下さい。
道中の会話はみんなの記憶に残ると思いますよ。
ここは標高2000mもあります。
絶景もバッチリ^^
私も山が大好きで毎月でも行きたいのですが、仕事が足を引っ張ります。大菩薩は5年くらい前の正月5日に登ったことあります。3日前に雪で日陰の山道は積雪で大変でした。気温マイナス7度で眠れない一泊だったこと記憶しています。
山は美しいけど時として牙をむきます。綺麗で美しく着飾っているものほど裏があるんですね。
谷津干潟はラムサ-ル条約に登録されたけど、これもいろいろ裏があるんですね。裏をばらす必要はないですが・・・。
干潟も住宅街のまっただ中になり、二本の通路でかろうじて東京湾に繋がっています。異常な環境と思いませんか。この異常な環境で「アオサ」が大繁殖して、夏の太陽に照らされて干からびてビニ-ルのように海面、干潟を覆い酸欠状態を作ります。これで魚介類が死滅して餌が無くなり、野鳥の飛来が激減していること知っていますか?
昨年夏は異常な高温続きで海水温度が上昇し、アオサが死滅する珍現象になりました。これで今年は魚介類が息を吹き返せばいいのですが・・・。
自然も人間がやることも、みな裏があります。表のいいことだけでなく真実を伝えることが大切ではと思う今日この頃です。
冬であれば麓のバス停から歩かれたのですよね。
僕も体力つけて挑戦はしたいです。
真実を伝えることはとても重要なことだと思いますが、どこで、誰に、どんな方法で伝えるか。
これも重要かと思慮します。