SNOWPEAK HEADQUARTERS Campfield
2022/11/5-6
10年振りにコイツに再会してきました。
続きを読む夏休み、3泊のキャンプだ。出かける1週間前の天気予報はずっと晴れ。なのに滞在中は豪雨、小雨、曇りの生憎の天気で、期待していた星空は見ることが出来なかった。
ま、雲上の生活もそんなに機会はないので良しとしようか。
雨のおかげで虫に悩まされることは少なく、かえってよかったのかもしれない。
キャンプ場に行く前に以前僕が産直サイトを制作した取引先に寄る。寄るといっても通過する道沿いにあるので停車が正しい。場所は中里村にあり、山間の平地にコシヒカリが育っている。昨年は水害の影響もあり不作だと聞いていたが、今年は順調に生育しているとのこと。良かった。
期待していた通り?旬の野菜などを頂戴してキャンプ場へ。
下界は晴れているのにキャンプ場方向の山々には雲がかかっている。
荷物満載の愛車カペラ君はへこたれずに登っていく。走行距離は11万キロを超えた。
なのに老体のカペラに向かって、空は「大きい車がイイ!」指差す。
僕も内心ではそう思っているけど、「そんなこと言ったらカペラ君が可愛そう」って言ってしまうチチです(笑)
キャンプ場へ向かう山道での風景
中学校だろうか、廃校になったと思われる朽ちた校舎
センターハウスからの眺め
人が集中するので人口密度は高い。場内は一方通行が多いですね。
設営前のサイト
振り向けばサニタリー棟
今回の設営は見ての通り、スノーピークのリビングシェル+インナーテント+フルフライ+レクタMです。
最近の長期キャンプでは定番のスタイルか。
幸いなことに設営中は雨もなく、でも蒸し暑さの中の設営作業。
サイトの横にサニタリー棟があるC33を予約した。空のトイレを考えてこのサイトを予約したが、これが大正解だった。津南はサイトの広さの割りにサニタリー棟が少ないので、幼児が一緒のキャンプではサイト選びの大きな要素になるでしょう。
そういう意味ではWEBでサイトマップが見られて、サイトを指定して予約できる無印のシステムは利用者の立場に立った良いものと思います。惜しむらくはサイトマップで「サイトの高低」がわかれば言うことなしかな。
ちょっと高台からの風景です。
設営日の昼食はいつもカップ麺の我が家、今回は奮発して外食です(笑)
「どっちの料理ショー」に出た特産ポークを使ったトンカツを、食堂で食べられるとのこと。
設営も終わり食堂に着いたのが2時前、営業終了のところを無理を言って作っていただきました。
と、振っておきながらこんな写真しかありません(爆)
味は取り立てて大きな感動もなく、普通に美味しいトンカツってとこ。
キャンプ場での散歩ももうしっかりと歩き、悪路の坂道も登れるようになりました。「チチ散歩行こう!」とねだられるのはうれしいですが、まったりしていたい時もありチチは板ばさみ(笑)
無印ではいつもレンタルするコット。なんか今回のが一番ヘタっていた。無印のキャンプ場で同一料金なのに品質の差があるのはいけないなあと思う。コットは欲しいけどこれ以上ラゲッジに積めません。
我が家には珍しく滞在中に買い物以外で2回もキャン場外に出ました。
僕のキャンプスタイルは滞在中の観光などはないのですけど。なのでキャンプ場の選択は自然豊かでワイルドっぽいところが多くなりがちです。
観光と言っても2回とも温泉ってところがいいでしょ。
スキーに熱中していた頃は毎年通っていた野沢温泉、雪のない温泉街の風景は2回目です。温泉街を歩く人たちの人種も違う。当たり前か。
野沢温泉には13箇所の無料では入れる外湯がある。ここはその中で一番大きい「大湯」
洗い場などおまけ程度にあるのみで、温泉にゆっくり浸かるのが作法らしい。
一度行ってみたかった「秋山郷」
ここは新潟・群馬・長野の県境にあり、苗場山の西南西、野反湖の北(直線距離で10KM程度)、奥志賀高原の北東に位置する秘境である。行政区分では長野県栄村となる。
国道405号線を行くのだが、山深く入るにつれカーブもきつくなり、すれ違いも出来ない道で緊張運転の連続だ。
国道の終点に「切明温泉」がありこの温泉に浸かりたかった。露天の家族風呂があったので入ろうとしたのだが、脇を流れる川で遊んでいる人たちから丸見え。残念ながら実現できなかった。
この川は中津川で群馬県の野反湖を源流としている。
それと終点になっている国道405号線ですが、南に位置する野反湖からは同じ405号線として繋がるので、将来はトンネルでも掘って本当に繋げるのでしょうか。そんなことはあって欲しくないな。
国道の先は「奥志賀スーパー林道」につながり志賀高原と野沢温泉へと続く。
このスーパー林道は以前走ったことがある。砂利道のダートで結構しんどかったことを思い出す。
この秋山郷の紅葉の季節はさぞ美しいだろう。近隣にキャンプ場もあったので調べてみよう。季節を変えてこの津南キャンプ場への再訪でも良いか。
一軒宿の「雄川閣」
信濃川に合流する中津川、きれいに植樹された木が印象的
カヌー体験の前に先ずはボート体験(笑)
チチは家族を乗せて一生懸命漕ぎましたとも。一応、リバーカヤックではモンベルの中級ホワイトウォータークラスを終了したんですからね。
空にとっては初めての水上だ。ちょっとビビっていた。
キャンプ場横にある「薬師湖」、カヌー教室が開かれている。
もうちょっと大きくなったらカヌーで楽しもうね。
(カヌーに乗っているのは僕ではありません)
無印のWEBにも紹介されている、津南町にある蕎麦屋「とみざわ」
ここはこれまで数回訪れています。先の取引先を訪問するたびに、昼食はいつもココでした。いつもご馳走になっていたので今回は初自腹(笑)
今回は帰路に寄りました。
手打ちの「へぎそば」が評判のお店です。
お盆と言うことで店内は超満員、ファミレスみたいに名前を書いて待ちます。やっぱり人気店なのですね。
そばはコシが強く、「喉で食べる」なんてのはちょっと辛いです。
蕎麦が好きな人にはオススメです!
写真のせいろで3人前、一口サイズに小分けされているのでとても食べやすいです。
津南町の町花はヒマワリ
河岸段丘の上にあるひまわり畑に行ってみました。
生憎の曇り空がとても残念です。青空に黄色のヒマワリ、きれいに映えたことでしょう。
【「インナーテントフルフライ」は本当の「フル」フライではない。】
設営された方はわかると思いますが、フルフライはリビングシェルのAフレーム横に引っ掛けるようになっています。フルフライの上部は辺がR状になっており、リビングシェルとの隙間から入り込んだ雨はシェルのCフレームで行き場を抑えられた雨は、横をつたいインナーテントの横に流れ落ちてきます。
多少の雨なら問題にはならないでしょうが、今回のようにシェル内での会話が聞こえないくらいの、豪雨ではインナーテントの快適性が大きく損なわれます。
フルフライをもっと大きくしてリビシェルのCフレームに引っ掛けるようにすれば、リビシェルの屋根全体を覆う文字通り「フルフライ」になるとおもいます。商品名を「フルフライ」にするのであれば改善を強く望みます。
今回はこの対策として雨が小降りになったときを狙って、レクタMを後方に移動してフルフライの湾曲している部分を覆うことで、インナーテントへの水害を防ぎました。
美しさのない張り方はこのためです(笑)
あっ、先日購入したモンベルのレインウエア「レインダンサー」の初着は今回出来ました。
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