くれさかの森のキャンプ場 mamori
2022/10/8-10
娘と二人でキャンプ。
前回、二人で行ったのは2006年だから16年ぶり。
当時は5歳、今は21歳ね。
娘のリクエストは、静かなこと。
焚き火を囲み読書が出来て、キャンプらしい食事が出来て、近くに温泉があれば良い。
このキャンプブームの中、オマケに秋の3連休という混雑必至な状況でどうしたものかと・・。
まあ、よく知られたキャンプ場は初めから選択肢にはなかったんだけどね。
Googleマップを見るのが好きで行きたいエリア(長野県)でキャンプ場を探していると、白馬に遠くまで拡がる風景を眺められそうなキャンプ場を見つけ、ここにしようとほぼ決めていたの。
だけど、2週間予報で見ると白馬辺りは雨予報で眺望は期待できそうも無く、どうしたものかと近隣を調べてみると聞いたことが無いキャンプ場を見つけ、さらに調べると今年の夏にオープンで入場組数を最大20組に制限していると。
1週間前の予報ではここも雨だったけどここに変更しようと決めて予約しました。
2泊と薪を4束の予約ね。
群馬県中之条町にあります。
自宅からは200kmちょっとなので距離的には何の問題はありません。
一年ぶりのキャンプだったし娘と二人だけのキャンプと言うこともあり、準備も念入りにして積み込み。
いつもは夜の内に出発して朝イチにキャンプ場に入るのだけど、ここはアーリーチェックインも無かったので普通に朝の出発へ。
椅子を忘れて(どこが念入りな準備か・・)高速を途中で降りてWILD-1前橋みなみモール店で購入というハプニングがあったので、チェックイン時間ちょい過ぎに現地に到着。
僕たちが到着時には6組ほど設営されていました。
すべてフリーサイトだけどサイト間は大きく取られておりとてもゆったり。
サニタリー棟にまあまあ近くにあり、ウッドチップがたっぷりと敷かれていて平坦な所にテントとタープを設営。
娘と二人でワイワイと小一時間程度はかかったでしょうかね。
そう言えば、このキャンプに備えて買っておいた、スノーピークのアメニティドームSの初張りでした。
タープは古の2003年製、シールドヘキサL GYです。
その後焚き火を熾しコーヒーを淹れ少しのんびりと。
食事は僕が担当ね。
初日の夕食はローストビーフとローストチキンを共にダッチオーブンで。
他にサラダ。
なので早々に仕込みを開始。
ローストビーフは少し焼きすぎたけど味付けはグッドでいい感じ。
ローストチキンはもう少し皮をパリッと焼きたかったなあ。上火に置いた炭が足りなかったのか・・。
だけど付け合わせに入れたジャガイモが超絶に美味しかったよ。
焚き火タイム。
本当に静かな夜だった。
星空も綺麗だったけど雲が出てきてちょっと残念。
翌朝は7時頃起きたのかなあ。
ウインナーと厚切りベーコンを炭火で焼き、トラメで目玉焼き、ロールパンをトースト
もちろん娘が挽いてくれた豆でコーヒーも。
2日目は予定通り焚き火の傍で読書を。
僕は2冊持ってきて10ページ読破・・・・・・。
小雨が降ってくるとタープの下に移動し、炭火を熾し暖を取りまた読書を。
シールドタープの下は暗くてこの季節は使いづらいなあと感じるね。もう夏の暑い間はキャンプしないだろうから、陽射し軽減より焚き火の火の粉に強いTC素材のタープの方が良いなあと妄想も膨らむ。
いつの間にか娘は昼寝していたのでランチは僕だけでカップ麺(テニス大会の団体戦優勝景品で貰ったヤツ)ね。
昼過ぎから小雨が降ったりやんだりで、より一層の静けさがキャンプ場を覆ってくれます。
雨降りはイヤだけどとても心地よい。
夕飯はビーフシチューとフランスパン、焼肉と昨夜の残りのチキンを炭火で焼くの。
シンチューはルーを使わずに赤ワインとデミグラスソースで作ったんだよ。僕がね!
3日目の朝は予報通りの雨上がり。
朝靄が幻想的だった。
僕はロールパンをかじりながらさっさと撤収を。
娘は少し寝坊して撤収のお手伝い。
雨中で無かったので作業自体はいつもと変わりなくね。
この写真を見て、テントのフライシートの張り綱をまったくやっていなかったことに気がついたよ。
ベテランキャンパーとして恥ずかしい(^^ゞ
ビショ濡れのテントとタープを70Lのビニール袋に入れて撤収もお終い。
このビニール袋は雨撤収時の必須品ですよ。
キャンプレポのほとんどが食事の写真ばかり(^^ゞ
それだけ他に何もせずのんびりと過ごしたと言うことですね。
今回の主要装備:
・テント→スノーピーク、アメニティドームS(グランドシート、インナーシート共にハイマウントのオールウェザーブランケット(アメドSにジャストフィット))
・タープ→スノーピーク、2003年 シールドヘキサL GY
・シュラフ→モンベルのダウンハガー#1、#0
・マット→サーマレスト
・焚き火台→友人の自作もの
・テーブル→ユニフレームの焚き火テーブル2個、BYERローテーブル
・クーラー→コールマン、スチールベルト
・クッカー→スノーピークのランダー、トラメジーノ ユニフレームのダッチオーブン8インチ、ユニセラロング、fanマルチロースター
9時オープンの草津・大滝の湯に向けてキャンプ場を後にします。
こちらのキャンプ場のレポをネットで検索しても出てこないの。
オープン直後だからかなあ。
それとも、あんまり他のキャンパーに教えたくないのかも、と思ったり。
僕も本音はそうだからさ。
持って行ったガス缶のチェックが甘く初日で残量が心許なく、2日目に管理人さんに販売されているかと聞くと無いとのこと。
・・・これは近くの暮坂高原キャンプ場に買いに行くかと途方に暮れていたら、私物の500缶を無料で下さったの。
このご親切でランタンに使うことが出来て夜を明るく過ごせました。
お礼として出来ることは拙いレポだけどここの良さを周知しようと。
ホームページにあるようにとても広いフリーサイトです。
今回の滞在では多分10組程度かな。
隣のサイトとは一般的な区画サイトの感覚で言うと4区画分くらいは離れていたと思う。
サイトエリアを囲むように森があり雰囲気は良いですね。
サイトの地面はとても柔らかく、恐らくそのせいでウッドチップが敷き詰められているんだと思う。
ウッドチップのフィールドだから焚き火台を使っていても、さらに焚き火台の下に不燃の焚き火シートの使用が求められているのね。
森に囲まれているから風の影響は受けにくいですね。
その代わり遠くまで拡がる風景を見ながら過ごす、と言うのは叶いません。
炊事場もお湯が出るし、トイレの便座も暖かく、シャワー室とサウナもあるよ。
サウナ使っていた若者達が楽しそうに水風呂ではしゃいでました。
大人が静かに過ごすには最適だと思います。
テニスの合間におじさんのキャンプを再開するよ。