自分で歩いてこそ見える風景

徳沢キャンプ場

 2005/9/23-25

背中に約12kgのザックを背負い、約12kmの距離を歩く。
平坦+緩やかな登り、時折少しキツイ登りがある道だ。
キツイと感じるのは僕だけかも知れないな。
目指す徳沢キャンプ場は、北アルプス登山に向かう人たちには通過点だろう。
でも、今回の僕らには初日の目標地点だ。
登山のベテランにはきっと苦笑されるだろう。
無理はしない、出来ることから少しずつ。
この少しを達成できたから、次はもっとと思える。
その繰り返しが大切なことだと思う。

今回ご一緒するiceさんを乗せて、23日0:30頃沢渡の駐車場に着き、melさんとkさんと合流する。
駐車場はすでにほぼ満杯状態だった。
1:00位には仮眠に入り5:00には起きる。
青空だ。空気も少し冷たい。
不本意ではあるが長袖シャツを着る。
ささっと身支度をして5:30位にはタクシーに乗り込む。4人であればタクシーがよい。
割り勘にすればバス代と同じくらいだし、狭いバスの座席に大きなザックを持って乗るのは結構しんどいだろう。

他の3人は初めての上高地と言うことで大正池でタクシーを降りる。
ちょうど霞沢岳の背後からの日差しが正面の焼岳に当たり始め、一面の朝霞、神秘的でとても素敵な風景が広がる。
ザックを担がせてもらう。重さがずっしりとくる。肩と膝にぐっと。
新しいトレッキングシューズと厚めの靴下が足下を守ってくれる。
さあ、歩きだそう。


焼岳 →クリック拡大

大正池から田代池、この区間は平坦で歩き始めとしては良い区間だと思う。
木漏れ日が差す田代池、何度訪れても静寂な佇まいが待っているようだ。
正面にはいつもの穂高連峰が見える。
田代池から梓川沿いに出てベンチで休憩、朝食を摂る。
前回、家族で来た時にも同じ時間帯、同じコース、同じ場所で休憩をしたことを思い出す。

河童橋へ向かい梓川左岸を歩き始める。左岸を歩いていると河童橋に近づくと景色が開け、穂高連峰が飛び込んでくるので僕は好きなコ-スだ。
明神岳の左側、岳沢の残雪はない。昨年の5月に訪れた時はまだたっぷりの残雪だった。
早朝だというのに河童橋は相変わらず観光客で賑やかだ。
ちょっと前まで自分も観光客に一人だったのに、同じ場所にいても感じ方が違うなあ。
河童橋を素通りして小梨平キャンプ場横の梓川沿いで休憩を取る。
前回はここでテントを張った。
空身で明神池へ向かったのだが、今回は重いザックを背負う。
小梨平から先、道は緩やかな登りとなりその重さを更に感じることになる。
左膝に少し痛みを感じ、左膝を庇うからか右の腰も少し痛くなる。
でも、息が切れ心臓バクバク状態にはなっていない。
「でっぱさん、もっとゆっくりでいいですよ♪」
「歩幅をもっと小さくね♪」
と、後ろを歩くiceさんが声をかけてくれる。
ゆっくりとした歩行速度を維持することが必要だとのアドバイスだ。
間違いなくこのアドバイスのおかげで、汗が噴き出すこともなく、息が切れることもなく歩くことが出来たと思う。
体も温まったので長袖シャツを脱ぎ、半袖Tシャツ1枚となる。
もちろん速乾素材だ。

休憩を挟みながら明神館に到着だ。何度も上高地に訪れているがここから先には行ったことがない。
少し長めの休憩を取りいよいよ未踏の徳沢へ向かう。
歩き出してしばらくすると徳本峠(とくごうとうげ)への分岐に出る。
昔は上高地からのルートがない時代、穂高に向かうには島々からこの峠を越えて入ったそうだ。
松本市街から直線距離では近そうだが、今の僕には到底歩けない。
明神岳の右側を回るように道が続く。富士山のような単独峰ではなく穂高連峰という一群の山々の個々の頂から続く「山」を呼称している。
明神岳と繋がる隣は前穂高と呼ぶように。


明神岳 →クリック拡大

常念岳 →クリック拡大
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明神-徳沢間で休憩中
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静寂な佇まいの古池

緩やかなアップダウンを歩き梓川が再び見え始めた。遠くに橋らしきものが見える。
その向こうには常念岳など常念山脈の山々が見える
どうやら徳沢に着いたようだ。
松本市営ロッジの前を通り過ぎると広大な草地が広がり、その奥に赤い屋根で瀟洒な作りの「徳澤園」が見える。
この草地が徳沢キャンプ場だ。場内には名物である「ハルニレ」の大木が点在している。6月には小梨とニリンソウの大群が美しいらしい。
木々の葉は少しだけ黄色や朱色に色づき、紅葉の始まりを感じさせる。タクシーの運転手さんの話によると、今年は暖かく紅葉の出足は遅いとのこと。

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徳澤園

受付を済ませささっとテントを設営する。
雨に備えて4人の共有スペースとして、モノポールシェルターをmelさんが手際よく設営してくれた。同じものを持っていると頼みやすい。
このモノポールシェルター、帰りはすっかり朝露に濡れちょっと重くなってしまった。
共有スペースなどと贅沢なことは考えず、雨が降ったら各自のテントで思い思いに過ごす、これがこんなキャンプでは自然なんだろうな。
ま、オートキャンプ育ちだから隙あれば快適を求めるのだろう。

徳澤園は歴史ある「徳澤小屋」が改装され現在のようになっている。
宿泊部分は見ることは出来なかったが、所々に歴史の重みみたいな造りを感じることが出来た。
初日の昼食は徳澤園の食堂で摂ることにしていた。
丼、麺と普通のメニュー。
食事の値段は観光地値段だと思うが飲料は山値段だった。
アクエリアス500mlが250円。


キャンプ場 →クリック拡大

昼食後は付近を散策したりでのんびりと過ごす。
慣れない重みを背負っての長時間歩行で、身体は結構へばっている。
草地の上にサーマレストマットを拡げその上に横になる。
日差しが暖かくうっかりすると寝入ってしまう心地よさ。
この徳沢が舞台の井上靖著「氷壁」、今回のトレックキャンプに合わせて読み始めていたが、書中に何度も出てくる「前穂」を目前にしながら読みたかったので持ってきた。
読みながらも途中で顔を上げ前穂を見てみる。
贅沢な時間だった。
それと、当たり前だけど顔を上げると明神岳や前穂を通る雲、位置、色、形がいつも違う。
青空をバックにしてその移り変わりを眺める。
これもとても贅沢な時間だった。

明神岳の左側に太陽が見え始めたらもうすぐ日没だ。
その前に山食での宴席を用意せねば。
初日のメニューは茶わんで丼ドン!「カツ丼」、魚肉ソーセージだ。
テーブルもなくストーブやクッカーは直接フィールドに置く。野営っぽくて雰囲気がよい。
雰囲気は良くても僕には低すぎて不便だった。腕を上げられないと対象物が低い位置にあるものを口の位置に上げるのは一苦労。
でもとりあえず自力でクリアする。
メニューのレビューは後日記載します。

食べ終わると夕焼けが始まろうとしていた。
慌ててカメラを持って山々を遮るものがない梓川に向かう。
明神岳左側での夕焼け、期待していたオレンジ色に綺麗に染まることはなかったが、同行のmelさんとこの時間を一緒に楽しむ。




上・明神岳の夕日 下・前穂高の夕日 →クリック拡大

テントに戻りメンバーとiceさん持参のキャンドルランタンと各自のヘッドランプの明かりで少し雑談をして寝ることにした。
19:00です。
いやはや、早いこと。

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明け方前、強烈な腹痛で目が覚める。
症状は下痢だ。生水も飲んでいないし、思い当たることはなかったが症状は治まらない。
2日目は約4km先の横尾まで行くことにしていた。穂高連峰を家に例えるなら横尾は玄関口、北アルプスの山々に近づきたかったが、トイレのない道中が心配だし、3人のメンバーに迷惑を掛けられないので潔く断念する。
3人が横尾に向けて出発した後、身体をいたわりながらのんびりと過ごす。
昼前に少し空腹を感じたので思い切って食べることにした。
この山食はスープ雑炊(わかめと卵)
日がな一日、ハルニレの木陰で読書をしたり、近くを散策したり。
これもまた贅沢か。


前穂高 →クリック拡大

近くに父子二人でテントを張っていた。男の子は小学2-3年生くらいだろうか。
なんか羨ましい雰囲気を醸し出していた。
僕が空と二人でここに来ることは出来るだろうか。空が僕にザックを担がせてくれる位成長するまでは無理だろうな。
撤収を終えて、父が男の子の靴ひもを結び直していた。
些細なことだろうけど、父親の愛情を感じた瞬間だった。

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今夜の山食はきのこソースのペンネと魚肉ソーセージ
こちらのレビューも後日記載します。

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明るいシェルター内

大体食べ終わった頃合いに雨が降り始める。行動中初めての雨だ。
ハルニレの木のおかげで多少は凌げていたが、雨用に設営したモノポールシェルターに移動する。
これまで物置としか活用しなかったが、初めて「シェルター」として利用する。大人4人が雑多な小物と共に余裕でくつろげる広さだ。カタログに偽りなしと言うところ。
LEDのヘッドランプを上向きに置くと内部に反射して結構明るくなる。
このシェルターのみで寝てみたいな。
程なく雨も上がり、見ると明神岳が夕日に染まっていた。雲の動きも速く、オレンジ色に流れる雲が美しい。
やはり、早朝、夕刻、天候などに見せてくれる自然の風景は見ていて飽きることがない。
こう言う風景を見ることが出来てシアワセだ。
もちろん他の場所でも巡り会うことは出来るだろうが、重いザックを担いできた、その達成感がより一層そう思わせるのだろう。
この日は最終日の夜であり、ちょっと遅くまで話し込んだ。
明日はまた歩いて戻らなくてはならないのテントに入る。
20:00だ。
それでも早いか。
昼間、たっぷり休養したせいか眠くはない。ヘッドランプの明かりで氷壁の続きを少し読んでシュラフに入る。

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とても甘いリンゴ

最終日、また快晴だ。これだけ天候に恵まれるとは思ってもいなかった。
草地は朝露で濡れている。濡れている中で朝食も煩わしいので、テント内に座ったままストーブで湯を沸かす。
最後の山食は鮭茶漬けと魚肉ソーセージ、iceさん差し入れの「高野豆腐」

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成せばなる?

濡れたテントやシェルターが出発予定時刻までに乾くはずもなく、撤収を進めザックにパッキングしていく。
iceさんのアドバイス通り、重量配分や位置などを考慮して。
食料は減ったが濡れたテントとシェルターで相殺されたのか、担いだ感じはそれ程変化なし。

通った道は早く感じる。
これはここでも通用しているようだった。もっとも下りになるので身体も楽に感じるのだろう。

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明神橋にて

来る時より休憩は少なく明神に戻った。
明神橋を渡り明神池畔にある「嘉門次小屋」に寄る。
僕は朝食がイマイチだったので蕎麦と名物のイワナの塩焼きを注文する。
蕎麦はたいして美味しくなかったが、イワナは美味しく頭から4口位で食べ終わってしまった。
嘉門次小屋にザックを預け、明神池に行く。身軽とは何と楽なことだろう。
歩行中、立ち止まってもザックの重みで自由にカメラを操作できなかった。
真っ正面に明神岳、その姿が明神池に映る。秋の気配も漂いとても心地よい風景だった。

明神池を後にして河童橋へと戻る。
明神から河童橋へのコースは両岸にある。徳沢へ向かう時は左岸を通った。右岸のコースと比較して距離は短く上りが緩やかだから。
コースから見える風景は右岸のコースの方が、梓川の緩やかな流れや、岳沢から梓川に流れ込む支流、岳沢口湿原などを、また、梓川の対岸には六百山の岩肌を見ることが出来るので僕は好きだ。


秋の気配を感じる

なので、帰路は右岸コースとした。
途中、増水の為脇を通る治山林道を迂回するなど、距離は延びてしまったが、トレッキングに慣れたのだろうか疲れ方が少ない。
日々鍛錬と言うことか。

観光客でごった返す河童橋に戻った。
ザックを降ろし休憩だ。ここまで来ればバスターミナルまでは何の問題もない。
すっかりトレッキングは終わり、一観光客になってしまった。
家族におみやげを買い、河童橋をバックに記念写真だ。

この後、タクシーで駐車場に戻り向かいの休み処で昼食、温泉に浸かり3日分の汗を流す。
岐阜へ帰るmelさん、kさんとはここでお別れだ。
みなさん、web上にお顔を出されていない。彼女たちの笑顔をお見せできないのは残念だが、これはこの種のレポート作りの最低限のマナーだろう。

貴女達がいなかったらこのプランは実現できなかったでしょう。
僕はこのトレック・キャンプを自分への挑戦って思っていました。
その挑戦のサポートをしていただきました。
本当にありがとうございます。貴女達に「仲間」って思ってもらえてシアワセです。
次回のプランには自分で出来ることを、最低一つは増やしておきますね。
自分への挑戦だから。

このblogはオートキャンプを趣味にされている方に読んでいただいていると思います。
「自分で歩いてこそ見える風景」
見てみませんか?
オートキャンプでは味わえない、自然との触れあいがあります。もちろん楽なことではありませんが、両腕にハンデを持つ僕でも出来ることです。
身体上の問題以外でもザック等の装備を揃える必要もあるから、一気に実現することは難しいと思います。趣味に使える予算は限られていますからね。
僕も2年越しで用意しました。来年までには家族で出かけられるだけの装備を用意しようと思っています。

あれま。思いの外、長文ダラダラです。
たまには、いいっか。

ちいにゃへ
ありがとう。こんな贅沢な時間を過ごさせてもらいました。
次の上高地は家族で行くからね。

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持ち物リスト

◇使ったもの
・テント スノーピーク:ランドブリーズ・ソロ
・シュラフ モンベル:スーパーストレッチ バロウバッグ#4
・シェルター モンベル モノポールシェルター
・マット サーマレスト プロライト3、ライト20
・ザック カリマー:クーガー 50-75
・ストーブ スノーピーク 地
・クッカー スノーピーク トレック900、焚
・水入れ カスケード プラティバス2.5l
・水筒 LAKEN CUADRADA 0.75l
・食料 4食分
・ヘッドランプ PETZL E86P ティカXP
・携帯灰皿
・文庫本
・一眼デジタルカメラ、バッテリー
・一脚
・長袖シャツ

◇使わなかったもの
・着替え(Tシャツ)
・レインウエアー モンベル レインダンサー
・食料 2食分、非常用のスープ

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行程

9/23
 5:30 沢渡上のバス停より乗車
 6:00 大正池 着
    大正池→田代池 散策
 7:00 梓川畔のベンチで朝食
    梓川沿いの散策-河童橋散策-小梨平散策
 8:30 徳沢へ出発
 9:30 明神着・休憩
10:00 出発
11:30 徳沢到着
    設営、村営徳沢ロッジで昼食
    以降は各自でのんびりタイム
9/24
    終日フリー
    天候しだいで周辺トレッキング

9/25
 6:00 起床
    朝食、撤収
 7:00 帰路に
 8:30 明神池で休憩
 9:00 河童橋へ出発(梓川右岸経由)
10:00 バスターミナル着
10:30 バス乗車
11:00 沢渡上バス停着
    入浴、昼食
13:00 解散

概ねこの行程でしたが若干遅れ気味でした。、

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キャンプ場 ミニインプレ
URL

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1泊500円だ。トイレはオートキャンプ場の感覚で言ったら遠い場所にある公衆トイレ、水場もやや遠く地下水を自分で汲み上げるポンプレバーを動かさなければならない。
登山家の言葉で言えばさしずめ「高規格テン場」でしょう。
これだけの設備があれば野営には不自由しません。
歩いて疲れた体を癒すには充分な環境です。

自分で歩いてこそ見える風景」への24件のフィードバック

  1. mo-chanママ

    オートキャンパーのmo-chanママです。
    素晴らしい頼もしいお仲間とご一緒でよかったですね。
    ビブリでお会いできるのかな?
    出来る事から少しずつ・・・このお言葉は共感します。
    我が家の場合mo-chanのこともあるのでもっと少しずつになろうかと思いますが・・・
    歩かなければ見えない風景っていうのは魅力的ですしせっかく始めたキャンプもっと進行形で行きたいです。
    この素晴らしさをこの先ご家族で共有できるといいですね!
    我が家もちょっとずつ道具もそろえていきます。将来上高地案内してください!

  2. たいまつ

    でっぱさん、同じ世代の男として、
    幼き娘を持つ父親として
    心から拍手を贈りたいです。

    でっぱさんのハンデを越えたチャレンジ精神には
    かねがね敬服していました。
    僕のようにムダに体力があるだけで、
    何もしない者にとってその行動力は羨ましい限りです。
    こんな僕たち中年男の指針として、
    このサイトがより充実していくことを願ってます。

    初BPキャンプおめでとう、そしてお疲れ様でした。

  3. でっぱ

    >mo-chanママさん
    僕の頼りになる仲間とはビブリでお会いできると思います。
    そう、もうこの歳になると少しずつしか新しいことは出来ないですね。
    でも少しずつでも可能性を広げないと。
    上高地でワンちゃんを連れている人を何人か見ました。
    あれ?って。ペット同行は禁止されているのにね。
    上高地の案内は任せてください!
    ご一緒に楽しみましょう♪

    >たいまつさん
    あれ?僕等って中年男性でしたっけ(笑)
    無事に達成できたことで大きな自信になりました。
    この重いザックを担いで本当に歩けるのだろうか。
    華奢な肩は重みに耐えてくれるのだろうか。
    他のメンバーに迷惑をかけないだろうか。
    不安がいっぱいでした。
    自分が行けた事で、次回家族を連れて安心して行けると思いますね。
    自分が不安なところへは行けないもの。
    次の挑戦はたいまつさんに指導してもらっての、カヌー再開でしょうか^^

    暖かいコメント、ありがとうございます。
    励みになります。

  4. HIRO

    はじめまして。いつもブログ更新されるの楽しみにしてます。
    上高地、徳沢園素敵な場所で私も大好きです。
    小説、「氷壁」はもちろんですが、新田次郎著「栄光の岩壁」を何度も読みました。よかったら読んでみてください。
    文章の合間からまた徳沢から見たすばらしい雄大なあの風景がよみがえると思います。
    私のスタイルは、ピークまで到達できなくてもそこまでの風景を楽しむ、のんびり山歩きです。
    最近はオートキャンプにはまりつつありますが…

    これからも挑戦、応援してます。ファンより

  5. でっぱ

    HIROさん、はじめまして。
    よくおいで頂いているとのこと、ありがとうございます。

    氷壁、実はまだ読み終えていません。余韻を楽しみながら読もうと思っています。
    僕も新田次郎の著作は好きですがお勧めの書はまだ読んだことがありません。読んでみますね。

    >私のスタイルは、ピークまで到達できなくてもそこまでの風景を楽しむ、のんびり山歩きです。
    僕もそうなると思います。技術的にも体力的にも楽しめる範囲での挑戦にしたいと思っています。

    応援メッセージありがとうございます。

  6. ししたろ

    でっぱさんお帰りなさい。
    拝見していて、その場の雰囲気がとてもよく伝わってきました。腹痛は残念でしたが、僕も他人事ではないなと。よくあるんです(笑)
    そのような時に無理というか、賭けをしないでっぱさんの姿勢が大好きです。
    僕も歩きたいなあと思っています。準備は着々と進んでいる・・・のかなあ(笑)

  7. でっぱ

    こんにちは。お久しぶりです^^

    ダラダラと長文レポになっちゃいました(笑)
    時系列に思ったことを綴ったのですが、少しでも伝わってうれしいです。
    「賭け」って勇気が要りますよね。しくじったとき、そのフォローを自分で出来ることが少ないから賭けてみないのだと思います。

    >僕も歩きたいなあと思っています。準備は着々と進んでいる・・・のかなあ(笑)
    TEAM SLOW TREK では男性メンバーも募集しています(笑)

  8. かんこなのママ

    ストームクッカー買うのに忙しくて出遅れてしまいました(汗)。
    でっぱさん、レポすっごく感激しました~。
    歩かないと見えないものってたくさんありますよねー。
    すばらしい初バックパックですね。私もいつか参加させて
    くださいね。ワンコはパパに預けて行きますので(笑)。ビブリで皆さんからお話聞かせていただけるのを楽しみにしています。

  9. mel

    でっぱさん、みなさま、こんばんは。
    氷壁&写真の整理に没頭してたらすっかり出遅れました~~~(^^;
    レポート楽しく拝見しました(^^)
    あの素晴らしい景色が脳裏に蘇ってきました。
    改めて、このようなきっかけを与えて下さったことに感謝している次第ですm(__)m
    しかし、相変わらずレポアップ早いですねー(汗)

    ところで、私はかなーりBPキャンプにハマりそうな気配です(笑)
    西穂高、蝶ヶ岳、乗鞍、御岳、大日岳、駒ケ岳、白馬・・・etc.
    行ってみたい山がテンコ盛り。
    もちろん、身の丈にあった山歩きであることが前提ですが。。
    上高地から戻ってからというもの、足腰が随分と鍛えられた感じがします。
    いつもヒーヒーいって上っていた会社の階段を2段飛ばしで駆け上がれる自分にびっくり。
    私、まだまだ(?)若いらしいです(爆)
    若い頃は恐ろしいほど体を鍛えてたので、ひょっとするとちょっと
    鍛えれば結構いけるかも?・・・と、妄想にふける日々です。
    また、計画しましょうねー。

    #次回の参加人数は何人になるかな~♪

  10. でっぱ

    >かんこなのママさん
    僕のレポで感激、なんて言っていたらいけません。
    自分で歩けばもっと感激しますよ(^^)
    是非ご一緒しましょうね♪

    >melさん
    僕も帰ってからいろんな山のコースを調べましたよ。
    やること一緒だ(笑)
    >私、まだまだ(?)若いらしいです(爆)
    それは、僕と比較してですよ(自爆)
    僕もスキーで鍛えた基礎体力と脚力が復活したのでは?と勘違いしそうです(^^)

  11. バロンパパ@office

    遅ればせながら拝見させて頂きました。

    なぜザイルが切れたのかわかりましたか?(爆)
    氷壁を読みながら、徳沢で過ごす。まさに「生きている」ということを実感する時ですね。
    羨まし〜!行って見たくなりました。徳沢の先、涸沢も魅力的ですよね。
    う〜ん
    なせば成る。成せねばならぬ何事も・・・か・・・
    とりあえずカッコから入ってみますかね。まずは買物から(^_^;;
    Momentary Soundと岳食レビューも楽しみにしてます!

  12. でっぱ

    ザイルが切れた理由まで辿り着いていません(^。^;)
    読書もSLOWなもので(自爆)

    来年も行きますよ!
    それまでに担げるソログッズを揃えておいてくださいね♪
    天気に恵まれれば本当に素敵な贅沢な時間を過ごせます。

    >Momentary Soundと岳食レビューも楽しみにしてます!
    いいなって思う写真はレポで使い切ったかも(笑)
    山食レビューは近日アップします^^

  13. stone@会社

    山は登るものいう観念があったので、キャンプだけのために上高地へ行くという発想が私にはなかったようです。
    これまで何回かオートキャンプをやってくるなかで発想が固定化していたみたいですね。
    山は山、キャンプはキャンプってね。
    廻り目平、野尻湖、上高地とレポを拝見してみて、でっぱさんの目指す所がやっと見えてきた感じがします。
    遅ればせながらではありますが...
    新しいキャンプスタイルを作って行かれる予感がします。
    これからも、スローで斬新的なキャンプレポートを楽しみにしています。

  14. でっぱ

    僕の中にはキャンプ=野営ってイメージがあるようです。
    昔のカウボーイが焚き火の周りで毛布にくるまって眠る・・・。
    でも現実問題としてそんなキャンプは出来ません。怖いです。
    だからせめて自然豊かな場所で最小限の装備でキャンプを増やそうと思っているのかも知れません。
    それと自分の足で歩いてこそ見える風景に、心が満たされる時間が素敵だと思い始めたことが大きいですね。

    しか~し。
    これまで揃えた快適装備があるので、ラクチンなオートキャンプはやめません(爆)
    キャンプスタイルの比率ですね^^

  15. Sunday Morning

    2005.09.23-25 : 上高地バックパックキャンプ 1日目

    遡ること今年の5月。乗鞍キャンプの時にはじめてbigdipperさんご家族とお会…

  16. Web Graffiti

    上高地へ行ってきました

    (朝もやの大正池から焼岳を望む) 初めて上高地へ行ってきました。 ネットで知り…

  17. sabaai

    いいなぁー。ココ、とっても気持ちいい空気が流れてますねぇー。
    臨場感あるレポで行ったような気になってしまい…満足してます。

  18. piyosuke-papa

    はじめましてm(__)m オートキャンプ大好きのpiyosukeと申します。
    小梨平キャンプ場の記事を読ませて頂いてから、ファンで記事を参考にさせて頂いております。

    先月に上高地で初めてバックパックキャンプをしました。
    スローライフさんの記事を読んで、行くことになりました(^^)

    野反湖や廻り目平、雷鳥沢等行って見たいと考えています(^^)
    記事参考にさせて頂きますm(__)m

    只今、私のブログで上高地をアップしていますので、トラックバックさせて頂きますm(__)m、よろしくお願いします(^^)

  19. でっぱ

    はじめまして^^
    コメント、TBありがとうございました。
    僕の記事がお役に立てたようで嬉しいです(^^)
    オートキャンプも良いですが、バックパックキャンプは一層良いと思っています。
    これからもベストキャンプ場を探して♪
    後ほどサイトにお邪魔しますね。

  20. piyosuke-papa

    こんばんはm(__)m

    トラックバックこちらこそありがとうございますm(__)m

    光栄です!
    ママがスローライフさんの大ファンで本当は「お気に入りに登録」をしようとしたのですが、スローライフさんのブログは秘密にしたいからとこれまでこっそり見させて頂いておりました^^;

  21. でっぱ

    どういたしまして^^
    バタバタしていてコメント出来ずにごめんなさいm(__)m
    それから・・言いにくいのですが・・。
    ここのサイトタイトルは「スローライフ」ではなく「スローキャンプ」です。
    意味は似ていますね(^^)

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