野反湖キャンプ場
1年ぶりに訪れる野反湖
去年と同じ、秋の青空に恵まれ「ほんとうに気持ちいいキャンプ」を楽しめた。
夜明けのこの風景に出会えると、山道の運転疲れも癒されます。
いつもより早い時間に自宅を出発したので、夜中過ぎには、この野反湖を見下ろせる「富士見休憩舎」駐車場に着きました。
そう言えば、ここから富士山を見たことがなかったなあ。名前からすればきっと見えるんでしょうね。
車を出ると外は真っ暗闇、スモールライトの灯りと、頭上に広がる天の川、満天の星空の灯りのみ。
流石に標高1500m、風もありTシャツだけでは寒くて外にずっといられません。
防寒着を出そうと思ってもザックの奥深くに・・。
今回も星空撮影はなし。
フラットにしたシート、空を抱き寄せ窓越しに見える星空、空に綺麗な星空だね、と囁く。
この時空はプライスレス。
誘って頂いたmo-chan一家に感謝です(^^)
◇夜明け
ちょっと寝坊しちゃいました。
夜明けの瞬間には出会えなかったけど、1日の始まりを実感できる風景に満足です。
◇ワンボックスの使い勝手
今回のように3人でのP泊だと、2・3列目をフラットにして横になって眠れるからとても楽ですね。
これならP泊もちっとも苦になりません。
僕は夜の運転の方が好きなので、時間の有効利用にも繋がるのでP泊推進派です。
大抵は高速道路のSAや道の駅です。でも目覚めた時にこんな風景ならサイコーです。
◇バックパックキャンプ
ご存じのように野反湖キャンプ場はオートキャンプ場ではありません。
去年はリヤカーにそこそこのキャンプ道具を積み込んでテントサイトまで向かいました。
でもバックパックキャンプに必要な道具は揃っているので、当然リヤカーのお世話にはなりません。
なんて楽なんでしょうね。これでもっと近くにあるキャンプ場なら、通い詰めそうです。
メッシュキャップよりお洒落だと思うんだけどなあ。
◇シンプル設営
トイレや炊事棟のある広場は野反湖をいつも眺めていられるけど、ここは設営する人も多く騒がしいエリアです。のんびり過ごすには向いていません。
この広場の左側にあるエリアは、リヤカーで行くにはちょっとしんどい所なので、人も少なくバックパックキャンプならお勧めです。
ただ、平坦な場所は少ないし、笹が視界を遮るのでロースタイルでは野反湖が見えにくいってマイナスはあります。
広場のエリアはここはオートキャンプ場かと間違えそうな重装備で楽しんでおられる方もたくさん。
今の僕には出来そうもないスタイルです。
今回は前日から入っているmo-chan一家の留守宅を探して、その近くで木陰があり割と平坦な場所を見つけて設営です。
ザックを下ろし椅子を出してしばし木陰でのんびり♪
愛用のステラリッジと最近使い始めたペンタでいつものロースタイル。
ペンタはソロ用製品として紹介されていますが、ポールを2本にすることでミニヘキサ風に設営出来ます。
雷鳥沢でもこのパターンでしたが、今後もこの設営パターンが増えていきそうです。
ペンタシールドが気になり始めました(笑)
食事も宇宙食にはしなかった程度で豪華食材ってものはありません。
自然風景にのんびりする時は、調理に時間を掛けることないよね。
◇空と遊ぶ
キャンプに来ると空と触れあう時間が一気に増えます。
普段はきちんと相手をして上げられないので、目一杯遊んで上げたいと思うけど、チチはキャンプに来るとのんびりしたいのよね。
◇トレーニング
昼食後、2週間後に迫った涸沢トレックに向けて単独トレーニングに。
シュラフ3つとハイドレーションのためのプラティパスに水を1.5l入れただけのザックは軽い。
このくらいならどんどん歩けそうな気がします。
はい。甘い読みです(笑)
計画コースは湖畔を歩き、エビ山へ登りキャンプ場に戻る周遊コースにしました。
湖畔の遊歩道は時折吹く風も冷たく、景色も良く気持ちよく歩けます。テストしたかったハイドレーションによる水分補給も自力で出来たしね。これでザックから水筒を取り出して貰わなくても、自分の飲みたい時に飲めます。
パッキングが軽いと肩への負担が劇的に違います。いつもは痺れてくる右腕もへっちゃら。
装備の吟味と軽量化は果てしなく続きそうです。
ある日 森の中 熊さんに♪
出会っちゃいました!
この写真に見えるエビ山への登山道、登り口まで辿り着き、正面から写真を撮ろうとカメラを構えようとした時、前方40mくらい黒い動物が横切りました。
間違いなく熊さんです。
野生の熊を見たのは初めて。おまけに一人ぽっち。
景気よく鈴も鳴り響かせて歩いていたのに。
野反湖へ続く山道の入り口で夜間検問にあった時にも、警官が「熊が出てますから気をつけて・・・」と言っていたし、キャンプ場のアナウンスでもその放送が流れていました。
ニュースでしか接していなかった「熊との遭遇」、まさか自分が体験するとは思ってもいませんでした。
もうトレーニングどころではありません。
漫画ではスタコラサッサと逃げるところですが、意識して普通の速度で戻るのが精一杯で、的確な避難方法や対処法を持ち合わせていません。どうすりゃいいのよね。
ルンルンで歩いていた湖畔の遊歩道もちょっと心配でした。まあ、無事に戻ったのですけど。
◇キャンプ場の夜明け
8時前には寝たのに夜明けには爆睡状態で、この写真はちいにゃが撮しています。
自然豊かなキャンプ場に行ったなら、こういう風景の変わり目を是非見たいものです。
仲間や家族と語らい、夜更かしも良いですが、こんな時間も楽しみませんか。
◇お仲間
我が家のキャンプ道具がスノーピーク一辺倒の頃からお付き合いさせて頂いています。
お互いに一辺倒からは離れてしまったけれど、キャンプ道具の物欲では切磋琢磨しあい(笑)仲良くさせて頂いています。
今回もたくさんの楽しい時間と美味しいお裾分けを頂いちゃいました。
レンズ菌も頂いちゃいました♪
しばらく培養させますね(笑)
→mo-chanパパさんにお借りしたレンズ、Canon EF-S 10-22mmで撮した写真はこちら
◇キャンプ場ミニインプレ br>
去年も思いましたが、オートキャンプが出来ないだけで来ないってもったいないでしょう。 br>
トイレも綺麗、炊事棟も綺麗、ゴミも置いて帰られる。 br>
散策コースもたっぷり。テントサイトでの工夫しがいがたっぷり。 br>
湖と雲と青空、夜には天の川も見える星空。 br>
サイトを選べばとびっきり静かな時間。 br>
僕にはこれだけ揃っていれば極楽です。 br>
年に一度は訪れたいキャンプ場です。
こんばんわ。はじめまして。
バロン家さんとお知り合いになって最近キャンプを始めましたしーたPと申します。
今までも読ませていただいてたのですが、読み逃げしてまして、すいません(m_m)。
野反湖レポ、楽しく拝見させていただきました。
実はワタシも先週、どんなとこだろうと思ってデイキャンで行ってきたのですが、あいにくの曇天で、
いい景色はおあずけでした^^。
熊!にはびっくりしました。出るのですねぇ。何もなかったのが何よりです。
素敵なお写真にしばし見込んでしまいました^^。やはりリベンジに行きたいなぁ(笑)。
「ほんとうに気持ちいいキャンプ場」をどっぷり味わいたいです^^。
超広角、ワタシも最近シグマの10-20でハマっています。あの雲の流れがたまりません^^。
またお邪魔させて下さい。長文失礼致しました。
こんばんは!
まさにSLOW CAMPですね!!
空ちゃんもいっぱい遊べて楽しそう!!
このキャンプ場、すっごい気になっているのですが、
バックパックキャンプができるようになるまで、
もうしばらく修行と、装備の精進が必要そうなので
今年は涎垂らしながら、皆さんレポを見て我慢することに
してます(笑)
熊遭遇にはビックリ(@_@;)
本当に無事で何よりです!
そうそう、先月でっぱさんからいただいた車菌は
どんどん繁殖しており、今年中には買い換えてしまいそうな
勢いです(笑)
こんばんわ。
このサイトで初めて、大きな文字を見ました^^(しかも赤で)
これもある意味希少な体験?
しかし、熊が居るとは^^;; 野犬でも出逢うと恐いのに熊ですか・・・野趣溢れ過ぎ!
よく腰が抜けなかったですね。さすがに写真は撮れなかったですか^^
出逢った時のでっぱさんの顔が目に浮かびます^^;
ともかく無事でなによりでした。
それにしても美しい所です。天気にも恵まれよいタイミングでしたね〜
土曜日夜からでも行けば良かったと後悔です(>_こんばんわ。
このサイトで初めて、大きな文字を見ました^^(しかも赤で)
これもある意味希少な体験?
しかし、熊が居るとは^^;; 野犬でも出逢うと恐いのに熊ですか・・・野趣溢れ過ぎ!
よく腰が抜けなかったですね。さすがに写真は撮れなかったですか^^
出逢った時のでっぱさんの顔が目に浮かびます^^;
ともかく無事でなによりでした。
それにしても美しい所です。天気にも恵まれよいタイミングでしたね〜
土曜日夜からでも行けば良かったと後悔です(>_
熊さんのことはすっかり忘れて山歩きしていましたが出会わないで本当によかったです。
エビ山下山中に笹薮の中でガサゴソしてたのは間違いなくクマさんです。
でっぱさんの目撃現場付近ですもの。
実際出合ったときのシュミレーションしておかなきゃですね。
トイレの度のキャンパーウォッチングではよく笑いました。
「稜線のコル」思い出しませんか(笑)
来年はもっと難民化するのでしょうか?私たち・・・
わが家との対極を行くでっぱさん一家のキャンプ、
いつものことながら羨ましく拝見していますよ。
いつかわが家もでっぱさん一家とお供できたらと思います。
熊、遭っちゃいましたか!
僕も小野川湖で親子熊に遭ったときはびっくり!
たぶん10mもなかったです。かなりの接近遭遇でした。
裏磐梯の自然の豊かさに感激するとともに
こんなキャンプ場近くまで降りてこなくてはならない
環境の変化に悲しくなりました。
>しーたPさん
はじめまして^^
お名前は僕も拝見しておりました。
キャンプを始められたばかりなのですね。アレコレ物欲を抑えるのが大変でしょう。他人事のように心中お察しいたします(笑)
野反湖レポも先ほど拝見しました。日帰りで行かれるとはびっくりです。
今シーズン、天気を狙って再訪してください。癒されますよ。
最終営業の10月3連休はかなりの混雑と思います。リヤカーを使うなら早朝到着が必須です。
リヤカーの順番待ちのロスタイムは痛いですから。
雲の流れ、僕も一番に感じました。
これからもよろしくお願いします♪
コメントありがとうございました。
>カズモンさん
こんにちは^^
JOBSで拝見した装備ならリヤカーLで十分運べるんじゃないでしょうか。
でも・・・重そう(笑)
去年の我が家はリヤカーでした。装備の参考になるかなあ。
http://slowcamp.jp/FIELD/archives/2005/09/post_33.html
SLOW CAMP推進者として、今回はランタンも持たずに行きました。
暗くなる前に夕食も済ませ、星や月明かりで過ごす。必要なときはヘッデンで十分かと。
バックパックならキャンドルが良かったですかね。
車の買い替えは今年中なのですか?
今月中の間違いでは?(笑)
菌が弱すぎたようですね(爆)
今回の使用例はワンボックスならではですよね。便利ですよ♪
>バロンパパさん
良くぞ気がつかれました!
>このサイトで初めて、大きな文字を見ました^^(しかも赤で
はい。FONTタグは余り使いたくなかったんですけど、文章で驚きを伝える力が無くつい・・(笑)
カメラを構えた後ならシャッターを切っていたでしょう。惜しいことをしました。
バロンパパさん到着が遅いなあと話していましたよ^^
一脚のポール代用、大丈夫です。三脚も持っていきましたから(笑)
一人つっこみありがとうございました♪
>mo-chanママさん
お世話になりました^^
mo-chanに会えて癒されまくりの我が家です。
次回はタープ、テーブル、イスを持っていかないことにしましょう。
その位なら貧しいキャンプに映ること間違いなしです。
稜線のコル、笑っちゃいます。お友達に慣れたら教えて上げられるのにね^^
>たいまつさん
僕のほうこそいつも羨ましく拝見していますよ。
お互いに無いものねだりでしょうかね(笑)
熊さん遭遇体験者だったんですね。しかも僕より接近遭遇!
仰るように可哀想なのは熊の方ですね。
何かできることは無いかなあ。微力でも少しずつでも。
野反湖、相変わらず美しい眺めですね。
映画を見ているみたいです。
でも熊は大変でしたね。
自然もいいけれど、命あってこそのキャンプですから・・。
バックパックとはいかないまでも、我が家の荷物も軽量化
してきたので野反湖もまた候補に浮上してきました。
といってもあと1ヶ月しかないですが。
我が家は久々にホウリーでのんびり。
鋭気を養ったので、これから秋キャンプの検討でもしようかな。
でっぱさん、こんにちはーーー。
涸沢レポ完成しました~~。
で、レポを作ってたら、すっかり皆さんのところへお邪魔できませんでした^^;
出遅れ出遅れ(汗)
クマさんに遭遇しちゃってはトレーニングも中断するしかないですよね。
ご無事でなによりでした・・(安堵)
ツキノワグマは基本的には臆病だそうですから、ビックリさせないように
常にこちらが周囲に気を配りたいですね。
野尻湖は本当に良いところですね~。
mo-chanパパさんから菌を頂いちゃったそうですが
来週の涸沢までに荷物が増えちゃった・・なんてことが起きちゃったりして?(笑)
>YPAPAさん
去年ご一緒に設営したエリアは今年も満杯でしたよ。
やはり年に一度は行きたいキャンプ場です。
英気を養った後なら秋の候補にされたらいかがですか。
僕もホウリーに行こうと思っています。空とデュオで(^^)
>melさん
ツキノワグマが臆病でも出会った僕は百倍臆病になっちゃいました(笑)
荷物は増やしません・・・たぶんね。
でもザックには余裕があるのよね(爆)